【小話】0026話_2023年のトークロイド(②内訳編)

2024年1月17日 0 投稿者: amagiri-project

こんにちは。鬼畜な天野Pです。

前回の①投稿数編に引き続き、今回は②内訳編です。

 

 

一言で「トークロイド」といっても、やはりジャンルがあります。もっとも多いのが「日常・雑談」動画。これこそトークロイドの基本スタンスですね。それだけに投稿作品のほぼ半分が日常系動画となっています。今後も「日常・雑談動画」がトークロイド界隈を占めることでしょう。

さて、次点にきたのが「曲の一部」。これは作品は楽曲で、その中に合いの手や間奏での会話でトークロイドが入ってる作品になります。ここはあまり自発的にタグが付けられるものではないので非常に漏れが生じやすく、恐らく相当な作品数がカウントされていない状態だと思います。トークロイド作品=お喋りが主体の作品、と捉えるなら除外ですが、例え一言でも喋らせていればそれは立派なトークロイドです。検索で引っ掛かった分は集計に含めるべきでしょう。

3番手が「旅行動画」。うちが本家を自称している旅行ロイドが含まれるジャンルです。うちだけで10作は出してる筈ですが、他にもそこそこ投稿されている様です。

4番手に入ったのが「お笑い動画」。代表的なのがVM-1グランプリですね。それと読ム-1グランプリも該当します。ただ正確に言ってしまうと26作中20作がVM-1グランプリ参加作品なので、平時にお笑い動画を出す人はほぼ居ないというのが現状の様です。

5番手、「ゲーム実況」。本来、ゲーム実況はボイスロイドやCeVIO等のトーク音源の独壇場です。手間やシリーズ化した際の投稿頻度を考慮すると、トークロイドでゲーム実況をする人はかなりキャラに愛着があるのではないでしょうか。うちの子でゲームさせたい、と。作品数は少ないですが、続いてくれることを願います。

最後の6番手に入ったのが「ラジオ形式」。いわゆるボカロラジオです。ボカロラジオで検索するとほぼうちの『鬼畜な亜種ラジ』で埋まりますが、作品数をみるとボカロラジオと名乗らない作品がそこそこある様です。ただ『鬼畜な亜種ラジ』が終了したので、今年からは半減は確実。最終的に2桁に届くかどうかの矮小なジャンルになってしまいました。

最後に結構な割合を占める例外を見ましょう。全く関係ない作品にタグが付いてる「無関係」はともかく、SynthesizerVやCeVIOのソング音源といった、「Vocaloid以外のソング音源に喋らせた」動画が10%以上あります。ちなみに作品内で一言でもVocaloidが喋っていれば通常のトークロイドとして計上してますし、例外として初音ミクNTを喋らせたものもトークロイドとしています。なので、一切Vocaloidが出てこないけどソング音源が喋っている動画という区分がここになります。UTAUに対するHANASUの様に、他のソング音源に対する喋らせたのタグが存在しない事で、タグ難民が発生している可能性があります。しかし実はこの区分の大半を1人の方が占めており、そもそも他のソング音源は喋らせても区分してない、もしくは区分するだけの人が居ないという可能性もあります。

さて、最後にトークロイド=お喋りが主体の作品、と定義した場合の話です。実のところ、そういう感覚の方が多いでしょう。その場合、年間の投稿数は343作となり、1日1作ペースを割ります。そうです。もうトークロイドは1日1作も出てません。そして当然、人によって投稿数は変わります。

そんな投稿者に関する集計は、次の③投稿者編でお話しします。

 

2024/01/17 鬼畜な天野P