【小話】0028話_2023年のトークロイド(④再生数編)

こんにちは。鬼畜な天野Pです。

一連のブログ最後の内容は、④再生数編です。

集計は年明けすぐで、トークロイド作品(喋りが主体)に絞るため「誤用」と「曲の一部」を除外しました。

投稿からの経過日数と再生数を示したものが左側ですが、投稿から100日あたりまではじんわりと伸びてる様な印象を受けます。ただばらつき具合を見るとせいぜい50日で傾向が決まり、伸びないものはそのまま。上位に入るようなものがほんのりと伸び続けるように分かれます。とはいえ結局は最初の1週間で落ち着いてしまってる感じなので、投稿後50日の作品と350日の作品の再生数を比較しても問題ないと判断しました。

それを踏まえて再生数と順位を並べたものが右側の図です。1万再生に到達したのは4作(1.1％)。1000再生以上に広げても14作(4％)しかありません。今ではトークロイドで1000再生なんて夢の様な数字です。10年前ならVM-1グランプリとかも「参加すれば1000再生、トップクラスは数万再生」という世界でしたので、その差が明瞭に出ています。余談ですが、VM-1グランプリ2023の投票期間内の全作品の総再生数が8000再生に届いてません。需要が減っていることは間違いないですが、平時に投稿してない人、界隈の作品がどれだけ注目されるのか、という疑問があります。

再生数の平均値は456再生、中央値は107再生でした。この平均値は上位の作品によって極端に引き上げられており、平均値を超える作品数は僅か33作品(9.6％)で、全体の1割も達成できない数字になっておりもはや指標になってません。一方中央値はなんとなくそんな気がする値です。今のトークロイド作品は、概ね100再生に届けば並みの人気と言うことになります。200再生なんていったら上位25%に入ります。

これが現実です。

2024/1/22　鬼畜な天野P